サブタイトル:RC回路
今回はRC回路を作って、過渡解析をしたいと思います。
では、実際に回路を描いていきます。
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最終目標は、下の画像のように、直流電源を印加したとき(立ち上がり時)に、コンデンサCに電圧がチャージされる様子を確認します。
(1)部品を配置
●パルス電源は、左側にあるプロパティウィンドウのAnalog Primitive(アナログ・プリミティブ)→Waveform Sources(ウェーブフォーム・ソース)→Pulse Sources(パルス・ソース)
●抵抗・コンデンサも、左側にあるプロパティウィンドウのAnalog Primitive(アナログ・プリミティブ)→Passive Component(パッシブ・コンポーネント)→Resistor(レジスター)・Capacitor(キャパシター)
ここで、パルス電源ですが、パルス電源を配置した後、下の画像のようにパルス電圧の設定をする必要があります。
(2)配線をする
(3)ノードにラベルを付ける
今回は、電源電圧部分に「V1」、コンデンサ電圧に「V2」としました。
(4)Analysis(解析モード)
上のメインツールバーのAnalysis→Transient(トランジェント)を選択します。
上の画像のように、Transient(トランジェント)の設定では、Time Range(0秒から○○秒まで解析する)を設定します。Maximum やNumber TemperatureなどはすべてDelt(消去)しておけば、最適な設定で解析してくれます。また、□Operating Point □Auto Scale Rangesにチェックを入れましょう。この設定でRun(解析)をさせると、RC回路における過渡現象をシミュレーションできるはずです。
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