3 AC解析(周波数特性)

サブタイトル:RLC共振回路

今回は、RLC回路を用いて、共振現象(周波数特性)をシミュレーションしたいと思います。このシミュレーションでは周波数を変化させて行います。


では、実際に回路を描いていきます。

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最終目標は、周波数を変化させて、抵抗Rにかかる電圧の強さ(dB)を確認します。また、同時に位相の変化も確認します。

(1)部品を配置

   ●交流電源は、左側にあるプロパティウィンドウの

    Analog Primitive(アナログ・プリミティブ)

     →Waveform Sources(ウェーブフォーム・ソース)

     →Sine Sources(サイン・ソース)

   ●抵抗・コンデンサ等は、前回と同様ですので省略します。


   サイン波の設定では、下の画像のように、Value(電源の名前 )

   A(電圧値:振幅A Vp-o )F(周波数)、RS(電源の出力インピーダンス)を設定します。

   今は、RSについて考えなくてもいいですが、高度な解析を行う上で重要な

   パラメータとなります。

(2)配線をする

(3)ノードにラベルを付ける

   今回は、抵抗部分に「Vout」としました。

(4)Analysis(解析モード)

   上のメインツールバーのAnalysis→AC(AC解析)を選択します。

   設定は以下の画像の通りです。

①では、変化させる周波数を入力します。入力ルールは、「大きいf,小さいf」の順です。

②では、Delt(消去)しておけば、最適な設定で解析してくれます。

③では、グラフのスケールを自動化しておきます。

④では、Y軸の設定ですが、dB(v(■■))で電圧の強度、ph(v(■■))で位相を設定ます。

 ■■の部分に対応するノード番号やラベル記号を入力します。今回は抵抗のプラス側の端子

 に「Vout」とラベルを指定したので、dB(v(Vout))のように入力しました。


以上の設定でRun(解析)をさせると、LCR回路における共振現象(周波数特性)をシミュレーションできるはずです。

暗記の苦手な私の頭脳へ〜外付けSSD〜

はじめまして、「暗記の苦手な私の頭脳へ〜外付けSSD〜」へようこそ。私は覚える事が大変苦手ですぐに左から右へと色々忘れていきます。そこで、何処からでもアクセスできるようにホームページを作成して、記憶のバックアップをとるという目的でこちらを開設いたしました。私は電子回路やプログラミングは専門家ではありませんので、80%以上嘘情報かもしれませんのでご注意ください。※批判的コメントは一切受付けません。

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